EVに乗っていて、冬になると気になるのが「電費」です。
ガソリン車とは違い、EVは気温や暖房の使用によって、電気の消費量や充電の状態が変わります。
我が家の愛車は本田技研工業のHONDAe(グレード/アドバンス)です。
実際に乗っていて、冬に特に感じたのも電費と充電の変化でした。
これまで、冬の電費は6km/kWhくらい。
さらに、満充電時の航続可能距離の表示は、冬になると約180kmになることがあります(ちなみに夏場は約210km)。
そして、もう一つ気になったのが充電容量です。
冬は、同じ時間だけ充電していても、夏と比べて「思ったほど電気が入っていない」と感じることがあります。
この記事では、Honda eに実際に乗って、冬の電費や充電について感じたことを紹介します。
※電費や航続可能距離は、気温、走行条件、暖房の使用状況、運転方法などによって変わります。この記事の数値は、私自身の使用環境での実体験です。
EV車は冬になると電費が悪くなる?
結論から言うと、私がHonda eに乗って感じた範囲では、冬は電費が悪くなります。
冬の電費は、前述のとおり、おおよそ6km/kWhくらいです(ちなみに夏場は8~9km/kWh)。
もちろん、毎回同じ数字になるわけではありません。
走る場所や速度、外気温、暖房の使用状況などによって変わります。
それでも、冬になると「いつもより電気を使っているな」と感じることはあります。

冬に電費が変わる理由
EVのバッテリーは、気温の影響を受けます。
Hondaの取扱説明書でも、低温時には航続可能距離が短くなったり、充電に時間がかかったりする場合があると説明されています。
そのため冬は、夏と同じように走っていても、思ったより航続距離が伸びないことがあります。
暖房を使うと電気を使う
冬に電費が悪くなりやすい理由の一つが暖房です。
EVでは、エンジン車では車内暖房に使う熱源となるそれがないため、車内を暖めるためにも電気を使います。
寒い日に暖房を使いながら走れば、走行するためだけではなく、車内を快適に保つためにも電力を消費します。
特に短距離走行を繰り返す場合は、暖房による電力消費を意識することがあります。

バッテリーの温度も影響する
冬は車内だけでなく、バッテリーも寒さの影響を受けます。
Honda eにはバッテリーを加温するシステムが備わっていますが、
低温時にはバッテリーを適切な温度に保つためにもエネルギーが使われます。
つまり冬のEVでは、
走るための電気
だけでなく、
車内を暖めるための電気
や
バッテリーの温度を適切に保つための電気
も関係してきます。
Honda eに冬乗って実際に感じたこと
ここからは、Honda eに実際に乗っている私自身の感想です。
カタログの数字だけでは分からない、冬のEV生活について紹介します。
冬の電費は6km/kWhくらい
我が家の場合、上記のとおり冬の電費は6km/kWhくらいです。
もちろん、これはすべてのHonda eで同じになる数字ではありません。
走る場所や運転の仕方、暖房の使用量などによって変わります。
それでも、冬に乗っていると「夏とはけっこう違うな」と感じます。
EVをこれから購入しようと考えている方にとっては、
カタログ上の航続距離だけを見るのではなく、自分が実際に使う環境でどのくらい走れるのかを考えることが
大切だと思います。
冬は満充電でも航続可能距離は約180km
冬に満充電にしたとき、私のHonda eでは航続可能距離の表示が約180kmになることがあります。
Honda eのWLTCモードによる一充電走行距離は259kmですが、実際の航続距離は、気温や道路状況、運転方法、エアコンの使用などによって変わります。
そのため、
「カタログでは259kmだから、いつでも259km走れる」
という考え方ではなく、
「自分の使い方では、実際にどのくらい走れるのか」
を見ることが重要だと思います。
私の場合は、冬には約180kmという表示になることがあるため、遠出するときは忘れず早めに充電するようにしています。

冬は充電にも違いを感じる
冬は充電効率が大きく下がります。
同じ時間だけ充電していても、冬は受け入れられる充電量が少なくなります。
「これくらいの時間充電すれば、これくらい増えているだろう」と思っていても、冬は思ったほど増えていないことがあります。
低温時にはバッテリーの状態によって充電が制限されることがあり、冬のEVでは充電に時間がかかる場合があります。
これは、EVを初めて所有する方にとっては意外と気になるポイントかもしれません。
それでも冬だから使えないわけではない
ここまで冬のデメリットを書いてきましたが、私自身は「冬だからHonda eに乗れない」と感じているわけではありません。
電費が悪くなることや、充電に時間がかかることをあらかじめ分かっていれば、それに合わせて使えるからです。
例えば、
「今日は少し遠くまで行く」
「帰宅したら充電しておこう」
「冬は早めに充電しておこう」
さらには、出発前に車内を暖めておくなど、冬は少し余裕を持って使うようにしています。
Honda eの冬の電費を抑えるためにできること
冬の電費を完全に改善することはできません。
しかし、ちょっとした使い方を意識することで、電気を無駄に使わないようにすることはできます。
出発前に車内を暖めておく
可能であれば、出発前に車内を暖めておくのがおすすめです。
Honda eでは、出発前の空調を活用できます。
また、お気に入りの電気ブランケットを一枚乗せておいたり、シートヒーターやハンドルヒーターを
活用するなどして、冬ならではの工夫を楽しみながら、結果、エコドライブが自然と実現できていくのかも
しれません。

急加速を控える
EVはアクセルを踏んだ瞬間から力強く加速できます。
が、インストルメントパネルに瞬間電気消費の状態が表示されるので「反省」することに(笑)
Honda eも非常にスムーズに加速する車ですが、急加速を繰り返せば当然電気を多く使います。
冬に航続距離を少しでも伸ばしたいときは、アクセルを丁寧に操作することを意識しています。
高速道路では速度を意識する
アクセルをオフにする機会が少ない高速道路。
EV車にとってそれはかなりハードな環境です。
長い下り斜面が続く、または速度調整によるアクセルオフ。
そういった回生による充電のチャンスがあれば「減りを減らす」ことにつながります。
充電残量に余裕を持つ
冬は、想定以上に電費が悪くなるため、特に遠出をするときは、
目的地までの距離だけでなく、途中で充電できる場所も確認しておくと安心です。
私の場合も、冬は満充電時の航続可能距離が約180kmと表示されることがあるため、普段より少し余裕を持って充電するようにしています。
また、これはバッテリーの寿命を延ばすための工夫の一つですが、
充電可能上限の設定を100%ではなく、80%に落として運用していて、
充電中80%に達すると自動的に停止する様にしています。

EV車は冬でも普通に使える?
冬のHonda eは、夏に比べると電費が悪くなり、航続可能距離も短く感じます。
それでも、冬だからといって普段の生活で使えなくなるわけではありません。
私の場合は、前述のとおり冬の電費が約6km/kWh、満充電時の航続可能距離が約180kmと表示されることを意識しながら、少し早めに充電するようにしています。
走る距離や充電できる場所をあらかじめ考えておけば、冬でも特に大きな不便を感じることなく使えています。
やはりEV車は、冬の特性を理解して乗ることが大切だと感じています。
まとめ|EV車は冬の電費を知っておけば大丈夫
Honda eは、冬になると夏より電費が悪くなり、航続可能距離も短くなります。
冬に乗って感じるのは、電費が約6km/kWhになり、満充電時の航続可能距離が約180kmと表示されることがあるということ。
また、冬は同じ時間充電していても思ったより充電量が増えないと感じます。
ただし、冬の電費の特徴をあらかじめ知っておけば、充電のタイミングや走行距離を考えながら使うことができます。
EV車に冬も乗るなら、「冬は電費が落ちるもの」と考えて、少し余裕を持って使うことがポイントだと感じます。
この記事が、Honda eの冬の電費が気になっている方の参考になればうれしいです。
EVの冬の電費について知りたい方は、EVの電気代や、実際に乗って感じたメリット・デメリット、Honda eの実際の航続距離についてもあわせてご覧ください。
